令和2年7月30日より五ケ山ダムに係る用水供給を開始しました

 五ケ山ダムは,渇水や水害の被害を軽減し,福岡都市圏の安心・安全な生活を守ることを目的に,福岡県により建設されている多目的ダムです。

 五ケ山ダムでは,令和2年4月19日に洪水時最高水位であるサーチャージ水位に到達し,現在は,ダム堤体などの安全性を確認しながら貯水位を規定の水位まで降下させており,今後,検査・諸手続きを経て,ダムは正式に運用開始となります。

 ただし,今後の降雨状況によっては,貯水位を降下させるのに相当の期間がかかることが見込まれることから,当企業団は,構成団体への用水供給を早期に開始するため,管理者である福岡県の承認を得て,ダム運用開始前の7月30日より用水供給を開始しております。

これにより,水需要が増える夏季から構成団体への配分水量が増え,都市圏の皆様が安心して使用できる水道水が増量しております。

 

五ケ山ダムのダム湖(令和2年6月9日撮影)