施設紹介
海水淡水化センターは新たな水資源の確保を広大な海に求める「海水淡水化施設」です。
まみずピア施設概要
- 施設名称
- 海の中道奈多海水淡水化センター
- 施設愛称
- まみずピア (公募により決定)
- 事業費
- 約408億円
- 施設の特徴
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- 浸透取水方式の採用によリ清澄な海水を安定的に取水できます。
- 逆浸透膜では、高圧RO膜に低圧RO膜を加えることで、よリ良質な水を生産できます。
- 淡水回収率の向上により、取水海水量が少なくなり、前処理施設も縮小でき、低コストになります。
- 施設
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- 敷地面積 約46,000平方メートル
- 構造・階数 鉄骨造 地上2階建て
- 最大生産能力 50,000立方メートル/日
- 取水設備
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- 方式 浸透取水方式
- 最大取水量 103,000立方メートル/日
- 集水面積 約20,000平方メートル
- 集水枝管 ポリエチレン製 φ600mm×3,600m
- 集水親管 ポリエチレン製 φ1,800mm×314m
- 導水管 レジンコンクリート製 φ1,500mm×1,150m
プラント設備 逆浸透方式
高圧逆浸透装置
- 型式 中空糸型逆浸透膜(高圧RO膜)
- 材質 三酢酸セルロース膜
- 本数 400本×5ユニット
- 運転圧力 最大約8.2MPa
- 高圧ROポンプ 2,450kw
低圧逆浸透装置
- 型式 スパイラル型逆浸透膜(低圧RO膜)
- 材質 ポリアミド膜
- 本数 200本×5ユニット
- 運転圧力 1.5MPa
- 低圧ROポンプ 240kw
エネルギー回収装置
- ぺルトン型水車
ポンプ類
- 取水ポンプ 生産水導水ポンプ 放流ポンプ等
水槽類
- 調整水槽 生産水槽等
薬注設備
- 次亜塩素酸ナトリウム 水酸化カルシウム等
一般向けパンフレット
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