共同施設・関連施設の概要

共同施設

多々良浄水場(福岡地区水道企業団と福岡市の共同施設)
所在地 糟屋郡粕屋町戸原679-1
敷地面積 約79,000平方メートル
施設能力 122,000立方メートル/日(うち企業団22,000立方メートル/日)
概要 鳴淵ダム等、多々良川水系を水源としています。1日最大61,000立方メートルの能力を持つ、高度浄水処理施設(オゾン+粒状活性炭)で浄水処理を行い、安全でおいしい水道水を配水池まで送水します。

関連施設

筑後大堰
位置 左岸 福岡県久留米市安武町大字武島
右岸 佐賀県三養基郡みやき町大字江口
事業主体 独立行政法人水資源機構
形式 可動堰(鋼製ローラーゲート5門)
総延長 501メートル
総貯水容量 5,500千立方メートル
有効貯水容量 930千立方メートル
集水面積 2,315平方キロメートル
概要 筑後大堰には大きく分けて4つの役割があります。
1. 洪水時に、ゲートを操作して流水を安全に流下させます。
2. 上流の江川・寺内・合所ダムで開発された水と合わせて、福岡県・佐賀県の水道用水を供給しています。
3. 川の水をいったん貯め水位を保つことで、流況に依らない安定的な取水を可能にしています。
4. 海水が逆流するのを防ぎ、塩分の無い農業用水の取水を可能にしています。
福岡導水揚水機場
事業主体 独立行政法人水資源機構
揚水機場所在地 福岡県久留米市高野
施設 揚水設備 揚水量2,767立方メートル/秒 全揚程111メートル 揚水ポンプ4台
取水口 幅20メートル
導水路 総延長 約24.7キロメートル (管路部 約14.5キロメートル、トンネル部 約10.2キロメートル)
調整池 1カ所
概要 筑後川右岸より取水し、ポンプを用いて牛頸浄水場まで原水を導水しています。
山口調整池
位置 筑紫野市大字山口
事業主体 独立行政法人水資源機構
形式 ロックフィル
堤高 60メートル
堤頂長 326メートル
総貯水容量 4,000千立方メートル
有効貯水容量 3,900千立方メートル
概要 筑後川から取水した水の一部を貯留し、筑後川からの取水が制限された場合などに、不足する水量を補給するものです。