福岡都市圏の水源である五ケ山ダム水源地域において、水源地の大切さを理解し、水源地域の振興及び活性化を図ることを目的として、弥生の都吉野ヶ里交流事業実行委員会(吉野ヶ里町、福岡市水道局、当企業団で構成)の主催により、交流事業が実施されています。
福岡市内に居住するか通学する小・中学生と保護者の合計33人が参加し、那珂川市と吉野ヶ里町にまたがる五ケ山ダムで、福岡市職員からダムの説明を受けた後、堤体から見学しました。
次に、ダム建設により水没する場所にあった御神木を43mの高低差を引き上げて移植された「小川内の杉」を見学し、吉野ヶ里の自然・歴史などの説明を受けました。
![]() 五ケ山ダムの説明 |
![]() 山ダム見学時の記念撮影 |
![]() 吉野ヶ里の自然・歴史の学習 |
その後、吉野ヶ里町の「さとやま交流館」で、猪肉などの地元の食材を使ったバーベキューや地元産の「栄西茶」で昼食をとった後、木の実を使った工作で、思い思いの作品作りに挑戦しました。
また、地域に昔からある景色を楽しみながら歩く、フットパス(坂本コース)などを体験しました。ボランティア・ガイドの方々の説明を聞きながら、吉野ヶ里町の歴史に触れつつ昔ながらの暮らしに思いを馳せる時間を過ごしました。
参加者の皆さんは、水や森林、水源地の大切さを学ぶとともに、自然豊かな吉野ヶ里町での一日を楽しまれたことと思います。
![]() さとやま交流館での昼食 |
![]() 木の実を使った工作に挑戦 |
![]() フットパスの様子 |