大容量送水管整備事業について事前評価を行いました。

福岡地区水道企業団 事前評価の結果について(公表)

厚生労働省の国庫補助対象となる水道施設整備事業の事前評価につきましては、事業採択の適正な実施に資する観点から、事業採択前の段階で事業費10億円以上の事業を対象に実施することとなっております。

今回の対象事業である大容量送水管整備事業につきましては、牛頸浄水場を起点として博多区月隈までの約10.5Kmをφ1,650mm及びφ1,200mmの口径により管整備を行うもので、緊急時給水拠点確保等(大容量送水管)整備事業として災害時の応急給水と運搬給水拠点からの構成団体への飲料水確保を図りながら、既設送水管路との複線化により災害時あるいは更新時の既設管のバックアップを図りながら、耐震化を図った施設の構築により警固断層のズレ、液状化等に対応できる施設整備を行う事業で、今回平成23年度からの事業着手を目途に事業評価を実施しましたので下記のとおりお知らせします。

(1) 福岡地区水道企業団事業再評価委員会

1) 開催日:平成22年12月15日

2) 委員(五十音順)[○:委員長]

江副 憲昭
西南学院大学経済学部教授
神野 健二
九州大学名誉教授
野口 郁子
福岡市 人事委員会 委員
山﨑 惟義
福岡大学 工学部 教授

(2) 事前評価の対象事業:大容量送水管整備事業

 

工期 平成23年~平成31年
全体事業費 53.7億円

 

(3) 費用対効果分析結果

事業全体の費用便益比 (B/C) 2.61

(4) 福岡地区水道企業団事業再評価委員会の審議結果:「事業採択は妥当」

 

(5) 福岡地区水道企業団の対応方針:「事業実施」

 

(6) 委員会からの課題の整理:一部具体的な説明を加えた資料に修正し、後日再説明を行い了解を得ている。

 

(7) 参考資料

 

平成22年度 福岡地区水道企業団事業再評価委員会 質問・意見要旨

事業評価資料