筑後川への感謝の気持ちを深める届ける「50周年記念事業」
福岡地区水道企業団は、令和5(2023)年設立50周年を迎えました。
福岡都市圏のみなさんに「水の大切さ」や「都市圏の水事情」についての理解を深めていただき、水源地の方々へ「筑後川への感謝の気持ち」を届けるため、市民参加型のイベントや施設見学、水について学ぶ講座などの「設立50周年記念事業」を実施しました。
「水」をエネルギーとして戦うアイアンキングは、福岡地区水道企業団と同じ時期に50周年を迎えることや企業団が伝えたい「水を大切に」というメッセージに合致することから、設立50周年記念事業を盛り上げる名誉おうえん隊長に就任し、様々な情報発信に活躍していただきました。
福岡地区水道企業団では、創立50周年[令和5(2023)年]を記念して水源地への感謝のメッセージを募集し、7,069件のありがとうのメッセージをいただきました。いただいたメッセージは、水を育む森となる苗木などの緑を添えて水源地域に贈呈しました。
設立50周年記念事業の一つとして、「企業団50年の歩み(福岡地区水道企業団設立50周年・用水供給開始40周年記念)」を令和4年4月にホームページに暫定公開し、現在、令和5年度の実績を含め公開しています。
50周年トピックス
- 2024年3月28日
- 福岡地区水道企業団50周年誌を公開しました。
- 2024年2月5日
- 名誉おうえん隊長アイアンキング活動記録【設立50周年記念事業】
- 2024年2月5日
- マネジメントスタッフ(学生おうえん隊)の活動記録【設立50周年記念事業】
- 2023年12月19日
- 【報道資料】「水」をテーマにトラックの幌に 絵を描いたアーティストに感謝状を贈呈
- 2023年10月31日
- 【報道資料】「筑後川へのありがとうを集めよう!」 感謝のメッセージを集めた学生らに感謝状を贈呈
- 2023年10月24日
- 【報道資料】筑後川の「水」に感謝!水の大切さを伝える 小学生向け学習動画を制作した学生らに感謝状を贈呈
- 2023年10月4日
- 【報道資料】福岡導水の小学生向け学習教材が完成しました。
- 2023年9月28日
- 【報道資料】10月14日 福岡地区水道企業団設立50周年記念式典を開催します
- 2023年8月23日
- 【報道資料】8月26日「筑後川へのありがとうを集めよう!」プロジェクト
- 2023年7月28日
- 【報道資料】7月29日30日PICFAによるライブアート
福岡地区水道企業団の概要
福岡地区水道企業団の設立~筑後川からの水の確保~
福岡都市圏には、大きな河川がなく、地理的に水資源に恵まれていないため、都市機能の増大や人口の増加、生活レベルの向上等に伴う水需要の増加への対応策として、九州一の大河川である筑後川からの取水に望みを託すことになりました。この取水を効率的に運営管理するため、昭和48年に福岡地区水道企業団が設立されました。
事業概要~福岡都市圏を支える筑後川の水~
福岡都市圏の水道水は、約3分の1は筑後川の水です。
福岡都市圏は、昭和53(1978)年、平成6(1994)年に大渇水に見舞われ、給水制限など住民生活に大きな影響が生じましたが、昭和58年の筑後川からの福岡導水の用水供給の効果により、平成6年は、生活への負担は軽減され、その後も慢性的な水不足の解消に大きな役割を果たし、現在に至っています。
現在、企業団では、筑後川水系からの導水に加え、多々良川水系の鳴淵ダム、福岡都市圏の自助努力である海水淡水化施設、那珂川水系の五ケ山ダムにより、1日最大約27万㎥の水道用水を福岡都市圏に供給しています。
福岡地区水道企業団の歩み
※写真をクリックすると施設HPへリンクしています。